読書『あなたの本当の人生は』
『あなたの本当の人生は 大島真寿美』
初読みの作家さんである。
大島さん、齢が近いので読んでみたいと思いつつ、今まで手が伸びなかった。
これはタイトルでちょっと心が揺れ動いたのと、「書くことに囚われた女たちの三者三様」という本の帯の文章に「むふっ」と興味が持てたから。
三人の物書きの女性が展開するストーリー。
地に足がつかないふわふわした感じで物語は進んでいく。
というか、わたし自身がつかみどころのないストーリーに、ふわふわしたんだ。
意味深なタイトルに勝手にときめき、登場人物の物書きの女性三人に、勝手に骨太なイメージを期待したためのこと。
誰が誰に語りかけてるのか、途中わからなくなる。
理解力がないというより、集中が途切れちゃったんだと思う。途中で止めたいと気持ちをぐっと抑えて、なんとか読了す。
ほっ、と安堵のため息。
ただ読了したいがために、読みすすめることもたまにあります。
この小説はそんなんだった。ただただ大島さんにゴメンナサイ。
本との相性って、確かにあります。
人との相性に近い感じで、ふつうに存在します。
はてなブログ、初めての投稿です。
本はたいてい図書館で借りるので、このブログは読んだ雑感をここに書いて残しておく場所です。