読書『人生はどこでもドア』
人生はどこでもドア リヨンの14日間 稲垣えみ子
稲垣えみ子さんには、一度お会いしたことがある。
稲垣さんの小さなトークショーみたいなものを聞きに行って、階段の踊り場でバッタリお会いして、二言三言、お話させていただいてだけなのだが…。
稲垣さんは「顔」がチャーミング。
お人柄が「お顔」で100%理解できる、わかりやすいお顔立ちで羨ましい。
遠い国の、その国の言語もほぼ話せず、理解もほぼできず、英語力に長けてるわけでもないのに、小さなキャリーバッグ一つで二週間の旅に出る。
「旅」の目的は観光ではなくて、「リヨンの町でいつものように暮らすこと」。
行き当たりばったりの鉄砲玉のようだが、稲垣さんはそのチャーミングな人となりを最大限活用して、街の中のマルシェやカフェ、ワインショップなどに出没し、次第に溶け込み、アフロヘアーの謎の微笑みの東洋人の印象を強く残すのだった。
コロナ禍の今、
「どこでもドア」も使えないこんな日常が来るなんて、ドラえもんも想像だにしなかったでしょう。
この本のあと、もう2冊読み終わっているのだけど、こまったことに小箱へ投函するのが追い付いていかない。
もっとサクサク投函できるはずだったのにナ。
しかし、焦ってはいないよ。
キーボードの指の動くまま(動かない時はほっとく 笑)、小箱へ投函していきますから。